この映画を一言で言うなら…
「韓流ホラーバトルコメディ」
それが「破墓(パミョ)」

昨日見てきたわけですが、
いやぁ~面白かった。
(この前ジョーカーの続編を見たばかりというのもあるけど)
大作か名作かと言われると違って、ややB級臭はあるんだけど、
自分が大好きなものが詰まってて、琴線に触れたという感じです。
簡単に言えば
巫女と風水師みたいな人たちが、悪霊を祓おうとする話です(韓国映画)
そのあたりも含めて、どこが面白かったのか
記していこうと思います。
ーーーー
■ミスリードと焦らし
ホラーはそこそこ好きでたまに見るぐらいですが、
「うわっ!!」みたいな音で脅かしたり、モンスターが襲ってくる系は
ある程度予測できるし、怖さが一過性すぎてあんまり好みではないです。
自分が好きなホラーは、ミスリードさせたり長くハラハラさせるもので
今作は前半までに関しては(後半に関しては後に記述)
その辺のツボをちゃんと押さえてくれました。
例えば…(ややネタバレ)
悪霊と戦う主人公。しかし、悪霊が依頼者のもとに行ってしまう。
部屋で一人でいる依頼者のもとに、主人公から電話が。
「悪霊がそっちに行った!絶対にドアを開けるな!」
その時ドアの向こうから「早くドアを開けろ!」と声がする。
電話から「あいつは偽物だ!」と言われた依頼者は、その言葉を信じるも…
みたいな感じで、
この「悪霊が味方に成りすます」という見せ方は
「来る」という映画でもあったんですが

め~っちゃドキドキするんですよね。
見てる自分もどっちを信じていいか分からなくなるし、
結果味方だと思ってた方が悪霊で、見事に騙されてしまいました。
すげえ新しいアイデアではないんですけど、
ミスリードさせて観客をも惑わし、騙すという
振り回されている時間が恐怖心を高めているなあと思いました。
あと、「早くしないとヤバい系」ですね。
早く海から上がらないとサメに喰われてしまう
みたいな画をイメージすると分かりやすいかなと思うんですが、
作中でも「早く死体を火葬しないと悪霊が子供を殺してしまう」という展開があって
でも燃やすには家族の同意がいるんですよね(言ってる場合かって感じなんですけど)
その同意を得るまでが長くて、その間にも悪霊は子供を殺そうとしてるわけで、
それを見せられてるコッチとしては
「早く…!早くしないと…!!」
っていうドキドキハラハラがすごい高められんですよね。
しかも主人公だけではどうにもならないことだから、余計焦るんです。
こういう、ある意味での焦らしプレイが含まれてると
自分は興奮します。
■化け物vs団結
さっき「前半までは怖かった」と書きましたが
そう、後半では雰囲気がガラッと変わります。
日本の巨大落ち武者が登場(実体)し、物理で攻撃してきます。
それまで戦ってた悪霊は、せいぜい窓に映るぐらいだったのに
急にめっちゃデカい侍が現れて日本語喋って
火に包まれて空を飛ぶんですよ。
正直、この辺から怖さで楽しむ感覚はなくなりました。
代わりに出てきたのは
「このやばい侍をどう倒すのか」
超自然的な奴らに対し、
人間が力を合わせ作戦を立てて何とか倒すというのが好きな自分にとって
これも(無理やり感はあるにせよ)ツボでした。
これも「来る」であるんですけど、やっぱり燃えるんですよね~
少年バトル漫画的というか。
怖さをそのまま残さないというか、怨念がそのまま残るんじゃなく
ぶっ倒して終わり!みたいな気持ちよさが好きなのかもしれませんね
(それは厳密にはホラーではないのかも)
ーーーー
以上が大まかな感想になります。
ホラー度で言ったら「呪詛」の方が上ではあるんですが

これは好きな具の詰まったお弁当みたいな作品で
久々に興奮したなあという作品でした。
「韓流ホラーバトルコメディ」
それが「破墓(パミョ)」

昨日見てきたわけですが、
いやぁ~面白かった。
(この前ジョーカーの続編を見たばかりというのもあるけど)
大作か名作かと言われると違って、ややB級臭はあるんだけど、
自分が大好きなものが詰まってて、琴線に触れたという感じです。
簡単に言えば
巫女と風水師みたいな人たちが、悪霊を祓おうとする話です(韓国映画)
そのあたりも含めて、どこが面白かったのか
記していこうと思います。
ーーーー
■ミスリードと焦らし
ホラーはそこそこ好きでたまに見るぐらいですが、
「うわっ!!」みたいな音で脅かしたり、モンスターが襲ってくる系は
ある程度予測できるし、怖さが一過性すぎてあんまり好みではないです。
自分が好きなホラーは、ミスリードさせたり長くハラハラさせるもので
今作は前半までに関しては(後半に関しては後に記述)
その辺のツボをちゃんと押さえてくれました。
例えば…(ややネタバレ)
悪霊と戦う主人公。しかし、悪霊が依頼者のもとに行ってしまう。
部屋で一人でいる依頼者のもとに、主人公から電話が。
「悪霊がそっちに行った!絶対にドアを開けるな!」
その時ドアの向こうから「早くドアを開けろ!」と声がする。
電話から「あいつは偽物だ!」と言われた依頼者は、その言葉を信じるも…
みたいな感じで、
この「悪霊が味方に成りすます」という見せ方は
「来る」という映画でもあったんですが

め~っちゃドキドキするんですよね。
見てる自分もどっちを信じていいか分からなくなるし、
結果味方だと思ってた方が悪霊で、見事に騙されてしまいました。
すげえ新しいアイデアではないんですけど、
ミスリードさせて観客をも惑わし、騙すという
振り回されている時間が恐怖心を高めているなあと思いました。
あと、「早くしないとヤバい系」ですね。
早く海から上がらないとサメに喰われてしまう
みたいな画をイメージすると分かりやすいかなと思うんですが、
作中でも「早く死体を火葬しないと悪霊が子供を殺してしまう」という展開があって
でも燃やすには家族の同意がいるんですよね(言ってる場合かって感じなんですけど)
その同意を得るまでが長くて、その間にも悪霊は子供を殺そうとしてるわけで、
それを見せられてるコッチとしては
「早く…!早くしないと…!!」
っていうドキドキハラハラがすごい高められんですよね。
しかも主人公だけではどうにもならないことだから、余計焦るんです。
こういう、ある意味での焦らしプレイが含まれてると
自分は興奮します。
■化け物vs団結
さっき「前半までは怖かった」と書きましたが
そう、後半では雰囲気がガラッと変わります。
日本の巨大落ち武者が登場(実体)し、物理で攻撃してきます。
それまで戦ってた悪霊は、せいぜい窓に映るぐらいだったのに
急にめっちゃデカい侍が現れて日本語喋って
火に包まれて空を飛ぶんですよ。
正直、この辺から怖さで楽しむ感覚はなくなりました。
代わりに出てきたのは
「このやばい侍をどう倒すのか」
超自然的な奴らに対し、
人間が力を合わせ作戦を立てて何とか倒すというのが好きな自分にとって
これも(無理やり感はあるにせよ)ツボでした。
これも「来る」であるんですけど、やっぱり燃えるんですよね~
少年バトル漫画的というか。
怖さをそのまま残さないというか、怨念がそのまま残るんじゃなく
ぶっ倒して終わり!みたいな気持ちよさが好きなのかもしれませんね
(それは厳密にはホラーではないのかも)
ーーーー
以上が大まかな感想になります。
ホラー度で言ったら「呪詛」の方が上ではあるんですが

これは好きな具の詰まったお弁当みたいな作品で
久々に興奮したなあという作品でした。
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