漫画ってすごく夢あると思うんですけど、それでお金が入ってこないと生活できないのも事実...。
ただ意外とこの辺の話って知られてなくて、
特に話を担当する「漫画原作者」のことなんて情報はほとんどないんじゃないかなあと。
そこで今回は、自分の経験から漫画原作者の原稿料について記そうかと思います。
1ページいくらか
原稿料は基本、1pいくらで原稿料がでます。
その原稿料は出版社の規模・新人大御所で変わってくると思います。
自分も集英社の雑誌で掲載させてもらいましたが、新人で1ページ1万でした。
ただ、ここからが原作者特有。
原作者は、作画さんがいて漫画を世に出せるので、原稿料は折半・もしくは数割低くなります。
なので、1ページ3000円~5000円となり、読み切り一本(45~47p)で15、6万が最終的な原稿料になります。
…そう。
漫画は2人でやるとなると、折半なので普通に描くより収入は減ります。
そして原作者は実績がない状態では、そこから数割低くなるのが基本です。これはしょうがないですね…作画さんは時間も労力もすごくかかりますから。(話を考えるのも大変だけど)
他にも契約料なるものが発生してきますが、それは別にしときます。
原稿料は安い?
1ページ1万。当時大学生の自分にとって、めっちゃ高く感じてすげーいいじゃん!と思いました。
ただ、漫画を商品として漫画原作者として生きて行くと考えると、
生きていけないかなと!!
連載は打ち切りになるとお終いですし、貯金するには充分じゃないしカツカツな生活になりますし…。
まあ、これに関しては自分が実績作ればいいんですが。
たまに、1ページ3000円とか見たことありますけど…
ぱぱっと描いておしまいじゃなく、何回も書き直したり多くの時間を経て世に出るわけですからね……。
ただ、そうなるのはこういう実態を知られてないからというのもあると思います。
漫画に限らず、閉鎖的だったりやりがいで回ってたりする仕事は、安く買い叩かれるってことが少なくないかと。
漫画はお金じゃないとも思いつつ、それでも正当な対価は払われるべきです。
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