もはやどうすべきか見えない

なかなかに厳しい現状にいる、くりから(佐藤)です。
原作者になりたーい‼︎と思って、今まで10年間くらいやってきましたが、未だに連載の1本も取れていません。

以前に、デビューと連載の壁みたいな話も書きましたが、原作者志望の場合、その壁は何メートルも高くなるんやなあ…と今更ながら実感しています。

結局、原作者は絵が描けず(もしくは下手)、その分ストーリー作りの方に全振りしてる人のことなので、
求められるアイデアも、キャラの魅力も、ネタも、漫画家(絵も話も書く)の方より面白くないと、連載はまず無理です。
漫画家の方が、描いてみたい!自分じゃ描けない!と思えないとダメですし、編集部的には余計なコストなわけですからね。
普通の仕事と同じで、同程度のスペックなら若いほうが選ばれるみたいな感じです。

小説が漫画化されるとか、医者の経験あるとか、何かしらの実績・武器があった方が 絶対いいですね。
なので、10代は特に、漫画だけじゃなく色々な経験をすべきでした。マジで。。。
キャラもいろんな人と触れてたほうが、絶対に良くなりますしね。

というわけで、必然的に内容に求められるレベルが高い。
だから、それに応えられるよう、なんとか頭を捻って斬新で魅力的なものを出そうとする…。

…で、そうこうしてるうちに、自分が描きたいものとか無くなってきました。
というよりか、正しくは描きたいものはあるけど、それじゃ連載として通用しないからウケそうなものを考えてます。
別に、それは商業的に間違いではないし自分としてもいいんですけど、でも、それすらボツ。

楽しくなくはないけど、苦しいというのが本音。
自分の進む道(通用するジャンルなど)がハッキリ見えれば、あとは走ればいいだけなんですが、それすら見えない今は、ジャングルの中をひたすら歩き回って、憔悴してる感じです。
 

旅行に出た際は、やっぱ好きなもの描かなきゃ~と思いましたが、ビジネスとなると難しいですね。
そう考えると、大場つぐみ先生や稲垣理一郎先生って、マジ神・・・と… 。

現在、ほぼ歩みが止まっています。
どうなるか、どうするか、分かりませんが、何とかまた動きます。