2021年9月。約4年ぶりの帰省をした。

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このコロナ禍で、というふうになると思うが、そこには諸般の事情(親の離婚、ワンコの死etc)
があったためお許しを。

もちろん実家でも漫画は描くつもりだったので、ipadやその他筆記用具も押し込め、いざ!と臨んだ帰省。

・・・・・・しかし、結果的に言うとなあんにも、生産的なことが出来なかった。。。


やる気は確かにあった。帰省ごときで筆を止めるわけにはいくまいと、心強く実家に乗り込んだわけなのに、なぜ ......。

その理由はただ一つ。
快適すぎるから‼︎!


普段は8畳のクソ狭く薄暗い物置小屋で、賞味期限の切れたパンを貪りながら生活しているが、

実家は、 2階建ての一軒家
自分の使う部屋は、和室を二つ繋げた計20畳近くの広さで、縁側に面し日当たり良好。

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賞味期限切れの不安もない出来立ての料理が黙ってても出てくる・・・。

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あー...帰りたくなってきた ......。




一見、こうも完璧なサポート環境があれば、創作にもいい影響が出そうではある。
だがそれは全くの逆で、快適すぎる環境というのは、怠惰と堕落を徐々に生み出し、創作意欲・ハングリー精神を削いでいってしまう。頑張るというのは労力がかかる行為なので、
今そこにある楽な方に行きやすくなってしまう。

一方、8畳の物置小屋は、確かにクソな環境ではあるが、広くない分逃げ場がなく集中するしかない。
また、「こんなクソなとこ早く出てってやる」というハングリー精神を生んでくれるため、創作に力を注ぎやすいのだ。

 例外なく堕落した豚と化した自分は、縁側に寝っ転がり、野山をチャリでだらだら漕ぐというスローライフを送っていた。

それが悪いわけじゃない。

ただ、今の自分(漫画で身を立てたい)には、決して良いと言えない行動をしていた。 
もしかしたら、こっちの生活の方があってるかもと考えもしたが、
それは久々の帰省で 田舎・実家がマシマシでよく見えるだけであり、ずうっと暮らし続ければやがて薄れていく気持ちだろうなあとも思った。ダラダラした生活を享受し続けられるわけでもなし。

・・・というように、普段は考えない不必要なことに脳の容量を使用して、漫画に使う分の頭が残ってないのだ。

実家は最高で神だ。しかし、同時に堕落へと導く沼でもある。
一人暮らしをしている方は、結果が出るまでは帰らない方が賢明だと思う。
実家暮らしの方は、家を出て一人暮らししてみることで、集中して漫画に取り組めるかもしれない。

最後に・・・自分の田舎を見てください。最高のヒーリングなので。

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リズムを取り戻して、また創作に戻っていくよ・・・・・・!!